馬の魅力 ~馬の脳は人間の2歳児と同じくらいなので頭が良い動物だよ~

  • 2019年4月18日
  • 2021年9月9日
  • 馬知識
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サラブレッド(3才 牝馬)

こちらの写真は3才のサラブレッド(レースホース)です。牝馬(ひんば)というのメスのお馬さんです。ちなみに、オスは牡馬(ぼば)と書きます。

馬の年齢はだいたい4倍すると人間の年齢と一緒になると言われていますので、3才の馬は人間でいう12才となります。ですから、競馬のクラシックレース(3歳の馬のみが出られる)というのは中学生くらいの子供たちの日本一を決めレースなんですね!

クラシックレースの中にはG1という一番グレード高いレースがあり、その中でも栄誉が高いものが、良く耳にする日本ダービーというレースです。ですから、ダービー馬というのはその世代で1頭しかいない特別な存在になるのです。

 

しかしサラブレッドたちも日の目を浴びる馬たちばかりではなく、全く勝てなかったり、怪我でレースの復帰が難しい馬たちもいます。そのような馬たちは乗馬クラブで速く走ることを要求されるのではなく、お客さんを乗せて優雅に走ったり、また障害を跳んだりする馬術の競技に出場し活躍する馬たちもいます。この競技がオリンピック競技馬術ですが、障害競技を含む3種類の競技がオリンピック種目としてヨーロッパでは競馬以上に人気があるといっても過言ではありません。

イギリスではサッカーに次いで第2位の人気スポーツです。 

私の前職はこの乗馬のインストラクターをやっていました。競馬あがりの馬は乗用馬にする調教からスタートするのですが、タイトルにあるように人間の2歳児と一緒で、ただただ叱ってばっかりいると、どんどんヘソを曲げて言う事を聞かなくなっていきます。

必ずライダーの意思に対して、正しく反応したら首を叩いて

「Good!」

「いいね!」

のプレゼントを贈って上げないと分かってくれないのです。

スパルタ調教(今はもうほぼ無いと思いますが)のような恐怖支配をしようとすると、大型動物なので逆襲されればヒトは手を付けられなくなってしまいます。やがて、暴れ馬というレッテルを貼られ居場所を失ってしまうのです。

人間社会においても、指導的立場いる人間が仮に恐怖で社員や部下を支配しようとするのならば、同じように居場所奪ってしまうことになると思います。

どうしても欠点やできない部分にフォーカスしがちですが、意思が伝わったことや社員や部下または回りのヒトの一つ一つの行動に対して

 

「Good!」

「いいね!」

の承認ができることが人間の本質ではないかと思います。

これは私が馬から教わったことであり、言葉では伝えられない分心でつながった瞬間でした。

科学的には馬の脳は人間の2歳児レベルと言われていますが、こんな高度な感情や信頼関係という感覚を言葉無くして持てるわけですから、というのは人間歴史の中で長く付き合ってきた計り知れない脳を持ったパートナーなのかも知れません。

 

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