ペットショップに行くと犬や猫などはよく見かけるので、相場はいくらくらいで手に入るのかわかると思います。
私は馬を扱っていたので、馬の価格は知っています。
競馬がお好きな方はご存知だと思いますが、サラブレッドは数十万円~数億円が相場です。能力や血統・競争成績によって価格がもちろん変わるので、サラブレッドといっても幅がとても広いです。
日本で乗馬で活躍する馬たちは数万円~数千万円が相場です。
価格は馬場馬>障害馬>レッスン馬という順であり、レッスン馬でもすごくおとなしいとか、バランスがいい馬は高額になります。
ざっくりな競技種目ごとの順位ですが、調教のレベルによっても価格の差がありますので個体差で前後することはあります。
エンデュランスで活躍するアラブ種は100万円~1000万円の間が多い印象を受けます。(エンデュランス競技自体もまだ歴史が浅いく世界選手権競技ではあるが、オリンピック種目ではありません。)
サラブレッドでも種牡馬になる際に所有者が変わることがあるので、そのときの売却額最高値はフサイチペガサスの84億円です。最初のオークションでは5億6000万円でしたが、アメリカクラッシックなどのビッグレースで勝利を収めるなどがあり、引退後種牡馬として84億円がつけられました。
ちなみに、日本国民のスーパースターであるディープインパクトは51億円で種牡馬として売却されています。(最初のオークションは約7000万円)
参考記事
ディープインパクトの数字から見える凄さ ~GⅠ7勝・種付け料4000万円・産駒獲得賞金年間70億円~
馬に関してはなんとなくご理解いただけたと思います。
私わぎ(wagian)は、
「ところで、馬以外の他の動物っていくらなの?」
と、馬以外も気になったときがあったので、他の様々な動物たちの値段についてご紹介させていただきます。
少し前に調べたので、多少相場にズレがあるかもしれませんが、だいたいの参考価格と思っていただければと思います。
価格を知ると動物園やTVで見たりする時のイメージや価値観が変わるので、観賞時や触れあうときの楽しみ方が変わりますので、ぜひ参考程度に読んでいただければと思います。
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あの動物!値段はいくらで買えるの!? ~高い?安い?気になる動物価格一覧~
①動物園で見たことのある有名なあの動物たち
1.ライオン
お値段・参考価格:45万円(赤ちゃんのとき)
「動物界の王様といえば?」
そうです。ライオンです。
あの、百獣の王ライオンが45万円は安すぎじゃないですか?
その理由は受胎率100%の多産系でアフリカに多く生息しているからです。
ライオンは、アフリカから日本へ輸入してくるときは赤ちゃんの時に連れてくるそうですが、アフリカから日本への飛行機の直行便がないため、30~40時間かかりますが飲み物を与えられますが食べ物を与えることができません。
しかし、ライオンは40時間くらい何も食べずにいても平気な動物なので問題ないのです。野生を生き抜く力はすさまじいものです。
2.ゾウ
お値段・参考価格:3000万円
ゾウは、体長が6~7.5mで、体重が5~7tにも成長する陸地で最大の動物です。
耳が小さ目なアジアゾウと大きなアフリカゾウの2種類いて、サーカスや動物園で見られるのはアジアゾウがほとんどです。
ワシントン条約で商業取引は原則禁止ですが、動物園などの学術目的は可能です。
アジアゾウはタイ出身が多いですが、マレーシア産が800万円くらいでお買い得の様です。
ゾウはオスよりメスの方が気性が穏やかで、日本の動物園ではメスが圧倒的に多い様です。
3.キリン
お値段・参考価格:350万~1300万円
キリンは高さ4.5~5.3m、体重が0.6~1.9tと高さは動物界No.1です。
私はキリンを嫌いな方に出会ったことがないので、とても人気も高い様です。
キリンも輸送の際は飛行機に乗りますが、首を曲げることができるため問題ないのです。
電線や高架線に気をつければ一緒に散歩もできますが、よくしつけておかないと時速60㎞で走れる(馬といっしょくらいの速度)ので追いつけませんのでご注意を。
4.カバ
お値段・参考価格:600万円以上
カバは体長3.5m~4m、体重は2~3tありますが、肢は驚くほど細く、「河馬」って漢字で書く理由が分かる気がします。
カバは燃費が良く1日70㎏食べます。70㎏も食べてどこが燃費がいいのかと思いますが、体重5tあるゾウが1日250㎏のごはんを食べるのに比べると、カバの燃費の良さが際立っていることが分かります。
カバは水中で自分の体重を浮力で支えているため、陸上で生活するゾウよりカロリー消費が少なくて済むわけです。
性格はおとなしそうなイメージですが、実際はどう猛で自分の領域に入ると噛みついてきます。人間が動物に襲われる死亡事故No.1はカバなので、気をつけましょう。
基本的に草食ですが、ときどき小動物もいくそうです。
5.サル
お値段・参考価格:ニホンザル15万円・リスザル30万円
サルは世界に200種類存在しますが、面白いことにオーストラリア・ニューギニア・北米大陸・ヨーロッパには生息していません。
「昔、猿真似が得意な日本人」と欧米人が比喩として言っていたそうですが、本当はサルにあまりなじみがないのが事実です。
2005年にペット用のサル類の輸入は感染症防止のため禁止されたので、日本ではサルと関わりが深いですが、野生のニホンザルか動物園でしかサルを見ることができません。
6.ツキノワグマ
お値段・参考価格:30万円
ツキノワグマは体長1.2~1.5mで体重は70㎏くらいまでに成長します。
クマに出会ったら死んだふりをすると言いますが、クマは嗅覚と聴覚が優れているため死んでいるかはすぐにわかるので無駄です。
仮に背を向けて逃げても、「逃げるものを追いかける」習性があるため追いかけてきます。しかも100mを7秒で走るため、100m世界記録保持者(9秒以上かかる)でも逃げ切ることはデータ的に不可能です。(運が良ければ逃げ切れますが。)
そこでクマに出会ったとき、目をそらしてゆっくり後ずさりがベストだと言われています。
もし、逃げることのできない絶体絶命の状況に陥ったら、クマが驚くぐらい大きい声や音を出すなどして体を大きく見せて威嚇すると、驚いてクマが逃げてくれるはず。
動物園でクマが同じ場所を行ったり来たりする行動を見たことあると思います。
あの行動はノイローゼ気味なので、退屈させない工夫や餌を食べるときにクマが少し苦労する仕組みを作ると良化していきます。(東武動物公園にはお客さんがおやつをクマに上げられるマシンがある。あれはクマのためにも良い試みです。)
7.サイ
お値段・参考価格:1200万円
サイは、体長3.7~4m、体重は~2.3tになります。
サイは寿命が40年と意外と長い。
泥遊びが好きでしょっちゅう体を泥まみれにしています。
理由は灼熱のサバンナで直射日光から皮膚を守り、体温を下げるため・寄生虫から身を守るためです。
それだけでは虫が取り切れないので、『ウシツツキ』という鳥が背中に止まって虫を食べてくれます。
サバンナの映像でたまに見ますが、動物の背中にとまっているイイヤツです。
8.ペンギン
お値段・参考価格:80万円~
ペンギンは世界に16種類います。
ペンギンといえば北極と南極でシロクマと一緒にいるイメージですが、北半球にはまず野生のペンギンは生息していません。
赤道直下のガラパゴス諸島にいるガラパゴスペンギンが、かろうじて南半球でありシロクマと一緒にいることはありえません。
南極大陸というとペンギンというイメージが強いですが、16種類のうち4種類(コウテイ・アデリー・ヒゲ・ゼンツー)しか生息していません。
他12種類は南極の周りの島かニュージーランド、オーストラリア、チリ、アルゼンチンの沿岸に生息しています。(日本の動物園では8種類見られます。)
ペンギンはけっこうグルメで、魚やイカなどを食べますが食べない魚もあります。
一番人気はアジ!
9.トラ
お値段・参考価格:500万円
トラは体長は3.3mまで、体重は150~300㎏まで成長するものもいます。
地球上最大のネコ科の動物で、森に住んでいることから「森林の王者」とよばれている気品のある動物で、草食動物以外に小動物や魚をエサにしています。
トラには8亜種存在していましたが、そのうち3亜種は絶滅してしまったので、現在残っているのは5亜種のみです。
中でも、シベリアトラが一番大きく、全長3.3m、体重300㎏を超えるものもいます。
インドネシアのスマトラ島に住むスマトラトラ(ちょっと言いにくい笑)は小型で、体重は150㎏程度です。
どの亜種も絶滅の危機に瀕しており、生息数はベンガルトラが約4000~5000頭、シベリアトラにいたっては約500~600頭と言われています。
もちろんワシントン条約で商業取引は全面的に禁止されていますが、密猟が後を絶えないのです。
1日40㎏ものエサを食べることができるが、野生では毎日食べられるわけではないので、週に1日絶食日を設けないと太ります。
ですから、動物園のトラは肥満体型が多い様です。
②飼ってみたい?ちょっと不気味な生き物たち
10.ヘビ
お値段・参考価格:コブラ・ガラガラヘビ6万円 アナコンダ1㎝あたり2000円
ヘビは世界各国で怖い存在と思われています。
私もヘビは得意ではありません。
しかし、地球上にいる2300種のヘビの中でも毒を持つのは600種類だけなので、1700種類は噛まれたら痛いとは思いますが、そんなに怖がる必要はないです。(キングコブラは毒牙が6本あり最強の毒をもっているのでご注意を。)
南米にアナコンダという大蛇がいます。最大9mを超えると言われていますが、都市開発が進み7mを超える個体は見つかることがないです。
アナコンダを買うとなると、3m超えるものは1㎝あたり2000円換算となるので、5m30㎝の長さだと106万円になります。(3mで60万円)
11.サソリ
お値段・参考価格:3000円~
サソリは地球上に1600種類ほどおり、日本へペットとして輸入されているのは約70種類います。(人間の生命を奪う可能性があるキョクトウサソリ族は約600種類います。)
日本でペットとして人気の高いものは、ダイオウサソリとチャグロサソリの2種類で黒光りし大型なため人気が高く、昆虫などを食べるのでコオロギを中心にあげれば飼育は簡単です。
「サソリ=砂漠」というイメージがありますが、サソリの多くは森林性で乾燥に弱いので飼育の際は、湿らせることも重要です。
現在、日本でサソリに刺されて亡くなった方はまだいません。
サソリの毒もスズメバチの毒と同様に毒の作用によるショック死が多いため、刺されても無事な人もいもいるので体質に大きく左右されるようです。
12.トカゲ
お値段・参考価格:300円~15万円
トカゲは世界で3500種類以上生息しています。
その中で「最大」がコモドオオトカゲ(ワシントン条約で商業取引は禁止。日本では上野動物園のみ見られる)、「最長」はハナブトオオトカゲで全長3.5mまで成長する「世界最長」のトカゲです。
ハナブトオオトカゲの見た目はティラノサウルスに似ており、1mサイズが一般的で15万円ほどで売られています。
噛まれると後遺症が残るくらいの深い傷を負うので、扱い注意のトカゲでもあります。
13.カメ
お値段・参考価格:500円~500万円
「鶴は千年、亀は万年」と言いますが、そんな長生きするわけがありません。
もし本当なら、世界はカメまみれになっています。
実際にカメの寿命はせいぜい20~50年が平均ですが、飼育下の記録では寿命の長いゾウガメの推定年齢250歳ぐらいだったされています。
それでも万年は盛りすぎだとおもいます。
たぶん、日本人は潜在的にカメが好きな国民なのでしょう。
「ウサギとカメ」や「浦島太郎」を見てきているので、カメは 勤勉で受けた恩を忘れないいいヤツというイメージが定着しており、「本物のカメは何もしていなくても、好印象」なんだとおもいます。
③アニマル界のスーパースターたち
14.ジャイアントパンダ
お値段・参考価格:レンタルで年間1億円以上
日本にはじめてやってきたパンダは「ランラン」と「カンカン」で上野動物園いました。
現在、日本では上野動物園・神戸市立王子動物園・和歌山のアドベンチャーランドの3ヶ所だけにいます。繁殖が難しいと言われていますが、上野動物園とアドベンチャーワールドで何頭か成功しています。(たしかアドベンチャーワールドの方が多かった気がします。)
パンダはワシントン条約で売買が禁止されているので、「レンタル」という方法をとっています。これが1年間に約1億円が相場の様です。
15.レッサーパンダ
お値段・参考価格:Priceless
レッサーパンダはジャイアントパンダより先に発見されており、レッサーパンダ科に位置付けられています。ちなみにジャイアントパンダはクマ科です。
レッサーパンダはもともと高山地帯に住んでいたので暑さが苦手です。
「風太くん」が2足で直立するのが有名ですが、竹の高い所にある葉っぱを食べたり、外敵がいないか周りを見渡すときなどに、もともと兼ね備わった性質であり、芸ではないのです。
16.コアラ
お値段・参考価格:無料(あえあて価格をつけるなら350万円)
コアラを動物園で見たことある方で、「ほぼ寝ている姿しか見れなかった。」と感じる方がほとんどだと思います。
そもそもコアラは1日に20時間以上眠っており、おまけに夜行性なので起きている姿を見られるのはかなりレアです。
コアラは国家間の友好や姉妹都市提携などの理由で無料で譲り受けています。
ワシントン条約外なので、普通にペットとして買うと350万円くらいの時もあったようです。
しかし、エサのユーカリの葉っぱが高価なため(オーストラリアでは森林の90%がユーカリなので困らない)、維持費だけで年間1200万円かかるのでペットとしてはだいぶ難しい。しかもほぼ寝ているので、触れ合う楽しみもあまりなさそうです。
17.ゴリラ
お値段・参考価格:8000万円
ゴリラは感染症や密猟によって生息数が激減しています。
外見からくるイメージとはかけ離れ、とても繊細でやさしい感情を持っているゴリラは繁殖も難しい。
50歳を超える長寿なサルでかつ大型なため、入手できた動物園ではしっかりとした設備で飼育し、将来自然からの捕獲が必要ないくらいになれば、同じ霊長類としてもうれしいですね。
18.シャチ
お値段・参考価格:1~5億円
シャチは体長8~10m、体重は4.5~9tにもなります。
シャチは群れをつくり、子供は生涯母親とともに過ごします。
狩りは群れで協力して行い、傷ついた仲間を守る習性もありオオカミと似ていることから、「海のオオカミ」ともいわれています。
ワシントン条約で取引は全面禁止であり、輸出できる国も4か国のみと多くの規制があり入手困難で、なおかつ体が大型で輸送コストや面倒が多いため困難を極めます。
そんなシャチも悩みがあり、歯を磨く習慣がない為、虫歯や口臭に悩まされているようです。
ショーのお姉さんも大変なのかもしれないです。
今回は 『気になる動物の値段について』紹介させていただきました!
大きいからとか人気があるから高いのではなく、希少性が価格を決めています。
ダイヤモンドもきれいだから価値があるのではなく、貴重で珍しいから価値があります。
資産を多く持っている・ビジネスのステータスが高いから価値が高いだけでなく、他人がやっていないことや人とは違うものを多く習得しすることで、人としての価値は高まると思います。(もちろん出世することは大事であり、素敵なことです。)
ですから、「なんでそんなことやっているの?」と他人に言われるようなことを夢中でやれる大人が、そんなレアな存在になれるのではないでしょうか?
絶対数量が少ないものに価値が付くので、私も日々自分の希少価値を高めるためにインプットとアウトプットを繰り返し、希少性を磨きたいと思います。
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