馬術・乗馬がいつまでもマイナースポーツである4つの理由とは? ~伝統的なオリンピック競技でもあるが~

馬術・乗馬がいつまでもマイナースポーツである4つの理由とは? ~伝統的なオリンピック競技でもあるが~

「馬術・乗馬をやっています!」

と職場の方や知人に言っても多くの方は「競馬は知っていても、馬術や乗馬は全く知らない」という方がほとんどで、乗馬クラブが近場にあることすら知らないで軽くショックを受けた経験があるかと思います。

でも、馬術・乗馬がマイナースポーツである理由って知らない世間の方々が悪ではなく、幸運にも乗馬や馬術の魅力に出会えたり・体験できた人たちの問題だと思っています。(私も含めですが・・・)

私も、実際に一般の会社員となってから乗馬の話をすることがありますが、まだ乗馬は貴族のスポーツだと思っている方がいらっしゃったり、乗馬をやっていたといっても競馬と間違えられます。
そこで、このマイナースポーツから脱却できないかつ伝統的オリンピック種目でもある馬術・乗馬がメジャースポーツになるために必要なことを私の意見とビジョンを交えてお話しさせていただきます!

ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです!!

サラブさん
たしかに競走馬時代には客席からたくさんの人に見られていたなぁ。
最近私の人気が下がってきたのかと思ったら、どうやら違うようだ!
日本の馬術人口は約100万人いて、じつはやりたいと思っている人は約1650万人
もいると言われているのだよ!
わぎ
これからのAI時代には娯楽やエンタメが今以上に盛り上がると予測されているんだよ。
しかも乗馬の潜在人口が約1650万人もいたら、もっと人気がでるはず!では早速ですが、本題にはいっていきます!!

理由①: 馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「にわかファンを十分に受け入れられていない」

ラグビーワールドカップ2019で日本代表の大活躍より、一躍話題の『にわかファン』ですが、にわかをバカにしてはいけません。
にわかだから、観戦の常識がなっていないとか、こんなことも知らないのとか言ってしまいがちですが、すでにラグビーファンであった方々はそこを温かく受け入れたことにより『にわかファン』のバズが起こり、超話題となりました。

メジャースポーツを支えるのは年に1・2回しか来ない様なにわかファン達が多いからで、ウェルカムな雰囲気づくりがとても上手にできています。
熱狂的なファンよりもにわかファンの母数の方が圧倒的に多いのです。

馬術や乗馬も「馬術の敷居は思っているほど高くないよ。」、「ルールを知らなくても、私たちは仲間で同じ空間や時間を共有しているんだよ。」ということをすでにファンである方々や乗馬経験者がアピールしファンがファンを育てる文化にすることが大切だと思っています。(私はそういうにわかの方も馬に触れる時間を提供するためにもブログを書いているのです。しかも、知らないモノを好きになるというのはまぁまぁ難しいですから。)

理由②: 馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「日本でのプロ化が進んでいない」

まずは全日本大会や日本各地で行われる大会に観客が増えなきゃ、そもそもプロなど作れません。
しかも、国内にプロ選手がいなければ、プロを目指す子供たちも増えないのでメジャーにはなれるわけがありません。
子どもが目指す様になれば少なからずその親や家族・親戚も馬術をまず知る事ができて見る様になります。
ですが、現状ではその映像を簡単に見れる方法はYouTubeしかなく、しかも海外の映像がほとんどであり、日本のチャンネルもありますがなかなかキレイな見やすい無料の競技映像はなかなかありません。(一部の大会はユーストリームで見られるものもあります。)

サッカーのJリーグのようなプロリーグを作るには、最低限の観客が存在することと、その観客を収容できるスタジアムがある一定量必要です。
なので、まずは観客となりうる見込み客を増やすために、無料で気軽にみられて感動がもらえたり、かっこいいと思えるような映像に出会える環境が必要です。
例に出すと、そういうマーケティング感覚に敏感な音楽業界では、すでにかつて有料であったMVをYouTubeで無料でアップし見たり聞いてもらい、ファンやにわかファンをつくって信頼を溜めてから、ライブやCD・グッズを買ってもらうシステムに随分と前から移行しています。

ですから、まずは知ってもらう活動と見たいと思う環境づくりが今後重要であると思います。
ここを上手く成功させるためにも4つめの理由がとても重要と考えます。
その点は後程解説させていただきます。

理由③: 馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「観戦のしかたを見直す必要がある」

乗馬といえば、静かに観戦しないといけないという暗黙のルールがあります。(馬が驚くのと貴族のスポーツ感が強いため)
競馬では、みんなで一緒になってファンファーレで手拍子で盛り上がったり、最後の直線では声をあげて応援します。
野球もサッカーはもちろんのこと、テニス・フィギュアスケートも好プレーの1コマ1コマやプレーが切れるときには歓声あがります。

日本で人気のスポーツで共通に言えることは、「みんなでその空間を共有し分かち合う非日常的な体験」が大切なように感じます。

例えですが、騒いで応援してよし(馬が驚くので、防音設備は用意)または酒飲んでよし・ディナーまたはランチしながら見てよしみたいに、娯楽の極みのようなシチュエーションを作ることも非日常的な空間を作る上で、とても重要なことだと思います。
実は伝統的な歌舞伎も幕の内弁当を食べたり、日本酒を飲みながら芸を楽しむのです。

乗馬や馬術の鑑賞も障害馬術やクロスカントリーをエキサイティングにビール片手に応援する席があったり、ゆったり馬場馬術をディナーショーをみるかの様にくつろいで現実離れできる高級席があってもおもしろいと思いますし、めちゃめちゃ魅力的だなと思います。新馬事公苑にはそんな要素があることを期待しています!

同じ馬を使ったスポーツでも競馬は大声で応援して力になりたいという行動はOKなのに、乗馬はダメである理由がわかりません。(馬が驚くことが引っ掛かるというなら完全に思考停止です。今のテクノロジーであれば、防音設備などに投資したり、エキサイティング席は少し遠い場所に設置すれば十分にカバーできるのです。)

そして今後、AIの普及で労働が減り暇になる人が増えて、スポーツやエンターテイメントが盛り上がるはずです。
乗馬や馬術もちろん競馬もその類いに入るのではないでしょうか?(今、馬術や乗馬を幸運なことに出会えて知っている方々が、そんなはずはないよと思ってしまえば、まず普及することはないでしょう。)

理由④: 馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「そもそも馬術・乗馬の露出度が少なすぎる」

人は知っているものしか好きになれません。
言いかえると知らないものや新しい訳の分からないものを嫌う傾向があります。
ですが、触れている時間や会う回数が多いものは、だんだん好きになります。

例でいうと、結構前の話ですが、キングコングの西野さんはクラウドファンディングをやっただけで炎上しました。
その当時クラウドファンディングは世間に知られておらず、怪しいものは悪だという知りもしないものに対してダメだといってディスられていました。
ですが、いまは世にたくさん出てクラウドファンディングの認知度が高くなったら、むしろ良いものだと多くの企業も個人も好んでやるようになりました。

ですから、まずは知ること触れる回数や時間を増やすこと、露出度を増やすことが超重要なのです。
強制的に馬術や馬にふれる時間を提供してにわかを増やしオリンピックで馬術の人気を上げたいと思っています!

まとめ

理由①:馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「にわかファンを受け入れられていない」
理由②:馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「日本でのプロ化が進んでいない」
理由③:馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「観戦のしかたを見直す必要がある」
理由④:馬術・乗馬がマイナースポーツであるのは「そもそも馬術・乗馬の露出度が少なすぎる」

今回は『馬術・乗馬がいつまでもマイナースポーツである4つの理由とは? ~伝統的なオリンピック競技でもあるが~』というテーマでお話しさせていただきました。
一番重要なのは、想像以上に知られていない馬術や乗馬の良質な情報を大量に露出することです!

そのためにも私は現在ブログを書いていますが、ホントに東京オリンピックまでに加速度がぜんぜん足りません。
ですからその加速度を高めるためにもみなさんの協力が必要でLINE登録で最新の情報を獲たり、YouTubeのチャンネル登録数・再生時間が必要になります。

これらが増えれば競馬好きで半端ない馬好きな人が、関連動画から馬術や乗馬の魅力に出会うこともできるわけです!
もっと言えば、他の動物が好きな人・ダイエットや健康に興味がある人・なんとなくブログや動画見ちゃった人にも出会いをプレゼントできますし、乗馬・馬術を見てくれる人や実際にやってくれる人が増えたら最高ですよね。
すでに、もう経験している方はすでに馬術・乗馬の魅力に出会ったばかりの人たちの先輩であり馬に関するスキルや知識・メンタルでリードしています。
そこからファンがファンを育てるそんなコミュニティができたらめっちゃ面白そうですし、にわかファンの増加とメジャースポーツへの道が開けると思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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