ジャンボハバーリ! 馬サポのわぎです。
実は!馬って視野が広いと効くけど意外と視力は低いって知っていましたか?
結論「視力は人の0.6倍」です!
大きな目からも伝わってくるように、すごく温厚で優しい動物なんですが、その視力&耳の良さ&草食動物が重なり臆病な一面があります。
今回のコンテンツを読むことで、馬がどんな性格なのか、どのように接したらいいのかを理解できて、上手にコミュニケーションがとれ乗馬をより一層楽しみ上達につなげることができます。
馬の生態や性格の基本を学べますので、知っている部分は復習・知らない部分は新たな知識として蓄積できますので最後まで読んでいただけたらうれしいです。
https://youtu.be/S8fgO5DsgdM
①【基礎】馬の性格ってどんなの?
人間と同じで個体差はありますがもちろん性格に違いはあります。
基本的にとても穏やかで優しい動物であり、カラダは人間の何倍も大きいですが、その大きな見た目とは異なり、実は結構臆病です。
乗馬用の馬はしっかりと調教されているので、接し方を間違えなければ、人を噛むことはほぼありません。(たまにありますが。)
また、接し方を間違わなければ人を蹴ることもないので、理解をして接していれば大きい割に安全な動物と言えます。
また、元々群れで暮らす動物なので社会性とかコミュニティ力が強めなのもちょっと人っぽいです。
②【基礎】馬の生態を解説
1.馬は鼻がめっちゃいい
人を匂いで認識することができるので、一度仲良くなったら馬の方から嬉しそうに近寄ってきてくれます。
自分が近づくと見えてもないのに勝手に馬が喜ぶときは、間違いなく匂いを察知されています!
おめでとうございます!!
2.超ショートスリーパー
馬の睡眠時間は短く、1日3〜4時間しか眠っていないと言われています。
しかも、立ったまま眠ることもあり、これは肉食動物から身を守るための本能です。
3.実は馬は胃が小さい
馬は胃が小さいので一回の食事で食べられる量は少ないです。
草食動物なので、主食は干し草ですが、ニンジン、トウモロコシやリンゴなど甘いものも好物で、初めて食べるものはまずは匂いを嗅ぎ、食べるか食べないかを判断しています。
クンクンしているところを見たことある方もいらっしゃると思います。
4.動物の中では頭はけっこう良い
馬はとても頭がいい動物で人の2才児くらいの知脳があると言われています。
そんな良くないじゃんと思うかもしれませんが、3才児ならそこそこ言葉をしゃべるレベルなので2才児の知能レベルならかなり高い動物とも言えます。
人の言葉は話せなくても、優しく接してくれる相手はしっかりと覚えていて、一度信頼関係を築くことができればなついてくれたり、可愛い表情を見せてくれるようになります。
あっ!あと結構人の顔を覚えるのが得意です。
5.視力は低いが、視界は広い
冒頭にも喋りましたが視力は人の0.6倍とあまり良くないので、耳を使って周りの状況を把握しています。
ですから、馬の近くでいきなり大きな音を出したり驚かせたりするのは超NGです。
超音波など人間には聞こえない音まで聞くことができるので、馬の耳はケタ違いに発達しています。
以前動画やブログで話しましたが、馬は耳を動かすことによって感情表現をします。
視力は人より低いですが視野はかなり広いので、(首を振らずに)350度見渡すことができます。
草食動物なので肉食動物から逃げるために広角を捉えることのできる目やしくみを持っているわけです。
③【実践】馬と仲良くなるには?
さきほどお話した通り、馬は臆病な動物です。
いきなり触ってしまうと馬もびっくりして身を守るために暴れてしまう可能性があります。
ですから、接するときは「ホー」とか「ほ~ら」と声をかけながらゆっくり優しく身体を撫でてあげましょう。
ちょっと恥ずかしい場合は、普通に名前を低めのトーンで呼んであげてください。
姿が見えると安心しますが、真正面からではなく斜め横から近づくようにし触れる前に自分の存在を認識させることが大事です。
真正面がNGな理由は、馬は目が横にあるため真正面が微妙に見えにくいため嫌がる馬もいるからです。
【馬に近づいたあと仲良くなるためのアクション】
- 鼻の近くに手を伸ばし自分の匂いを嗅がせてあげる⇨馬が安心
ですが、目線よりも高い位置に手を持ってこられると警戒してしまうので、頭やおでこではなく鼻や頬を触ってあげることがベター。 - 馬は首を軽く叩かれると人間に褒められていると感じるので喜びます。
人間同士と同じで馬と人にも相性があります。何度か乗ってみてなんとなく気持ちが通じていないと感じたときは馬を変えてみるのも一つの手です。 - ブラッシングや餌やりなども積極的に行う
信頼関係を築くためにもスキンシップが超大事なので、馬に乗るだけではなくそのあとのお手入れが大事なキズナタイムになってきます。
※馬と長く接していると、喜んでいるのかストレスを感じているのか徐々にわかってくるようになります。馬の行動には必ず意味があるので、少しずつ理解していけるとGOODです。
④【重要】馬と接するときの注意点
1.馬はお腹周りを触られることが嫌い 少しでも嫌がっている素振りを見せてきたら、しつこく触るのは控えましょう。 耳で感情を表現します。 特に、耳を後ろに伏せるような動作をするときは警戒しているサインですので、このような耳の動きに気づいたときはそれ以上近づくことはやめましょう。 反対に耳をまっすぐ上に立てているときは、あなたに興味を持っているシグナルですので触っても嫌がられないです。
2.馬の脚(あし)には注意 脚力が非常に強いので、万が一後ろ足で蹴られたら大怪我する可能性があります。 馬の後ろにはむやみに立たない!これが超重要です。
3.馬にイニシアチブ(主導権)を取らせない もう一つ気をつけなければいけないことは、馬にあなたより立場が上と思わせないことです。 私は上に立つという概念が好きではないので、同等の関係性であり信頼関係が大事だと考えています。 例えばですが、あなたが馬にとって「タメ口で話せる先輩の知人」みたいな関係がベストではないかと思っています(^^) 恐れなければ行けないのが、人間と馬の立場が人間<馬になってしまうと、場合によっては乱暴な馬になってしまう危険性があります。 仲良くなることは良いことですが、馬にイニシアチブをとられないよう気をつけなければいけません。 実際にやる行動として
・丁寧かつ堂々と触れる ・その瞬間に合わせた明確な支持 ・馬の状態や状況も見て支持や判断を下す
など
がありますので、少しずつ慣れていければ良いと思います。 いきなり完璧を目指してモチベーションが燃え尽きないように「継続」することを最優先に考えていくことが大切です。
今回の内容、知っているよ!っていう部分や初めて知ったよ!などいろいろだと思いますが、「知っている」と「実行できる」は全く違います。
今はインターネットのおかげで知識や情報は簡単に手に入る時代になりましたが、その分「体験」や「技術」を得ることの価値がより一層上がったと思います。
ぜひ、乗馬クラブにはその体験&スキル獲得をしに通っていただければ、馬サポのコンテンツも少しは意味があるかなと思っております。
では良い一日を!!
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