馬が立ち上がる際のとっさの対処法と解決方法とは

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馬が立ち上がる際のとっさの対処法と解決方法とは

立ち上がった馬を見たことありますでしょうか?

実際に見たり、体験したことがある方もいるかもしれませんが、実際に遭遇した時に「どう対処すればいいの?」、「何で立つの?」ということが、全く知らないのと知識だけでも知っておくとでは対応に差が出るのは、容易に想像がつくと思います。

今回の記事では、『馬が経ちあがった時の対処法』、『立ち上がる原因と解決策』を学ぶことができます。

遭遇することはあまりないですが、事前の準備はしておくべきだと考えます。

災害に備えて災害セットを準備しておくように、立ち上がったときの緊急回避・起こらないように事前対策をとっていきましょう!

①馬が立ち上がる原因

【馬の原因】

  1. 運動不足(元気いっぱいすぎる)
  2. 物見(何かを見て驚く)
  3. 透過性の不足(後駆のパワーがハミまでつながっていない)

【騎手の原因】

  1. バランスが良くない(騎手の崩れたバランスを馬が修正しようとして、前に進めない)
  2. 扶助の矛盾(ブレーキしながらアクセルを踏むなど)
  3. 拳の強い扶助(強制から逃れようとするため)
  4. 感情的な脚扶助(意図のない強い脚)

見ていただくと【騎手の原因】の方が多く、【馬の原因】も騎手が作り出していることがほとんどです。人間次第で解決することが可能ということです。

馬の運動不足・物見に関しては馬の状態や性格によるものです。

運動不足は元気がいっぱいすぎて危険なので、スタッフが乗り運動したり、調馬索運動(乗らずに紐を繋いで、人の周りをグルグル回る運動)し発散させることが必要です。

物見に関しては、馬の性格など個体差がありますが、騎手に耳を傾け運動に集中する環境を整えてあげると治まります。

↓これはスゴ技ですので参考程度に。


 

②立ち上がった際のとっさの対処法

騎手が解決しようとしている時に立ち上がってしまった、またはとっさに立ち上がってしまった際の対処法は下記のとおり対応します。

〖馬が立ち上がる〗

  1. 騎手は上半身を前に倒す
  2. 両手は前に出して、馬の頸を抱える
  3. 両脚でおなかを挟む
  4. 片方の手綱を開き頸を横に向ける

元に戻ったら完了です。

これを立ち上った瞬間にやるので、頭の中にインプットさせておいてください。

立ち方にもいろいろありますが、立ち上がった瞬間ひっくり返る事もあります。(私も、一度経験したことがありました。)

このようなことが、まず起こらないように次の解決策と馬との間に約束事を作っておく必要があります。

③立ち上がらないようにするための解決方法

反抗の手段として立ち上がることを覚えた馬は、簡単は解決しません。

しかし、騎手がソフトな扶助を行えて、正しいハミ受けの体勢をとるなどし透過性を得た馬は立ち上がる必要はなくなります。

たいてい立ち上がる馬は騎手の扶助に反抗的で、騎手の扶助に対して矛盾を感じています。

本質的な解決は、過去の記事で書いた透過性を得るための効果的な扶助に書いています。(頭を上げてしまう馬の解決方法に同じ)

馬が納得し、後駆のパワーをハミまで繋いでいくことで、透過性を得られ立ち上がることはなくなります。

そして、メンタル的には常に馬のことを考え、歩み寄るスタンスを忘れないようにすることが最大の解決策だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

wagi

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