乗馬にもライセンスがあるのはみなさまご存知でしょうか?
ちなみに、道路交通法では馬は軽車両扱いなので自転車に乗るのと同様です。会社で馬通勤が禁止でなければ、日本でも馬通勤は可能です!!
車の免許は取得すると運転ができるというものですが、冒頭でも話したように馬は軽車両扱いなので、騎乗するのに乗る許しをもらうための免許はいりませんので誰でも乗ることができます。ですから、乗馬ライセンスも全くの未経験の方から取得することが可能なのです🎵
では、乗馬ライセンスとはどのようなものなのでしょうか?
2級馬場・3級障害以上はコチラの記事☟
乗馬ライセンスとは 後編 ~5級・4級・3級・2級・1級~ 初心者・未経験者~中上級者
①乗馬ライセンスとは
乗馬のライセンスを〇級まで持っていると、速歩(小走り)までで外乗できるとか障害飛越競技の公認競技(競技結果が日本馬術連盟のランキングに反映)に出場できるなど、やれる項目が増え・騎乗者のレベルが全国基準で分かるといった内容になっています。
5級からスタートして1級が一番上のライセンスとなります。インストラクターや指導者や競技選手でない一般のお仕事をされている方も、1級保持者はけっこういます。
3級までは競技ではなくどちらかというと馬の操作や騎乗者の乗り方を重視した内容になっており、比較的気軽に受けられる内容になっています。
2級以上は競技向け(障害飛越競技または馬場馬術競技)のテストをし合格すると2級保持以上は公認競技に出場・日本馬術連盟のHPにランキング表示されます。全日本馬術大会にも権利が取れれば出場することも可能です。
ジュニアの子供たちのみの全日本も存在しますので、そこを目指す子供たちも多くいます。(各年代で年間約100人以上出場)
次にライセンスの種類を紹介しますが、初心者・未経験者向けということで馬術競技よりも乗馬としての馬の操作そこを重視して5級から3級までを今回のステップでは紹介します!
②乗馬ライセンス5級から3級までの内容とレベル
〖5級〗最初に取得するライセンス(約10鞍騎乗)初心者クラス
月1・2日は乗っている人で約10鞍(45分レッスンを10回)が目安となります。
◆内容◆ 実技+筆記
- 正しく乗馬・下馬ができる。(乗り降り)
- 軽速歩(小走り)のリズムが概ね取れる(馬の上で立つ座るをして馬の反動を抜きます)
- 騎乗姿勢、進めの合図(馬のおなかに足で軽打かふくらはぎの圧迫で合図を送ります。)、止まれの合図(手綱を握るか少し引っ張てブレーキをかける)
合格率は99%ですので、安心して受けることができます。ただし、難しくはありませんが筆記試験は少し勉強をしておかないと1%に入る可能性はありますのでご注意を。
乗馬クラブの会員にならなくても、3日間集中取得コースもありますので短期で取得することも可能です。
『会員にまではなりたくないが馬には乗りたい方』、『すぐ成果を出したい方』はまずここから始めるのも良いかと思います。
このライセンスが取れると速歩(小走り)までの外乗が日本どこでも楽しめます!!
〖4級〗駈歩と速歩&右手前(右回り)の乗り方 初級クラス
ここでのポイントは駈歩(タカタン、タカタンと跳ぶ様に駈ける走り方)の騎乗姿勢・合図の可否(発進の合図とブレーキの合図)・走っている際の騎乗者のバランスを審査します。また、ここまでのクラスは左手前(左回り)の運動が多いのですが、左手前の練習の成果を見ていきます。
このライセンスになると乗馬クラブの会員になっていないと、初心者の方には少し難易度が上がってしまいます。低価格でできる会員種類もあるので、そういったところから目指すと良いと思います。
◆内容◆ 実技+筆記
- 駈歩、速歩での騎乗姿勢、合図、バランス
- 右手前の乗り方
このライセンスが取れると駈歩(普通に走る)までの外乗がどこでも楽しめます!!
馬の動き方
常歩(なみあし)→速歩(はやあし)→駈歩(かけあし)→襲歩(しゅうほ)
※最後の襲歩は別名ギャロップといって競馬の馬が最後の直線で走る一番速い走り方です。
歩く→小走り→走る→全速力で走る 簡単に言うとこうなります。
〖3級〗3級経路を正しく回ることができる (初級クラス上)
20m×40mの四角い馬場(馬に乗るグランド)で、速歩や駈歩を行いながら図形運動(四角や円運動)を行いその正確性を審査します。
このクラスになると馬の動きや扱いにも慣れてきて、信頼関係も徐々に構築できてくるはずです。
◆内容◆ 実技+筆記
- 内ラチ(内側の柵)の無い四角い馬場である程度コントロールできている
- 駈歩、速歩での姿勢、合図、バランス
- 図形運動や馬のペースが適切にできている
この様な点が審査の基準になってきます。とてつもなくざっくり言うと、馬のコントロールが概ね一人でできるということです。
このライセンスを取得すると、馬術競技思考になっていくレベルで2級ライセンスの受験権利が得られます。厳密にいうと3級までは飛び級ができます。しかし、これ以降は一つ前の級を保持していないと受けられません。
3級からは障害飛越と馬場馬術の2手にライセンスが分かれていきます。どちらもオリンピック種目になっており、2020年の東京オリンピックでも行われるはずでした。メイン会場は世田谷にあるJRA馬事公苑で行う予定。
また、3級ライセンス保持者はエンデュランス競技のライセンスも取れる様になります。エンデュランスとは、馬と人が共に20㎞~160㎞のコースを人馬一体となってゴールを目指すマラソンのような競技です。こちらはまだ歴史の浅い競技なので、まだオリンピックではやりませんが、世界選手権では公認競技となっています。
参考ブログ記事
乗馬ライセンス3級 審査資格保持者が教える合格率アップの方法5選
日本で乗馬というとどちらかというとマイナースポーツですが、英国ではサッカーに匹敵する人気スポーツなのです。
オリンピック競技にもなっている理由も分かると思います。
ちなみに2018年の世界選手権では日本は団体で4位とい快挙を成し遂げています。
(大阪なおみ選手が4大大会優勝並みにすごいことです!)
2020年のオリンピックに期待が高まります🎵
ライセンスの1・2級についてもアップさせていただきましたので、チェック頂ければと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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