馬とふれあう中で、 馬房や厩舎から馬を出したり 帰したりすると思います。
その時に不安に思う事、 ちょっと怖いな～って思う事や そんなシーンに遭遇した方もいらっしゃるかと思います。
今回はそんな乗馬でよくやるけど悩み多き「馬房での馬の扱い」についてお話ししていきます。
今回はDMでコメントいただいた内容ですので、ブログでお答えしていきます！
「これ知りたかった！」って他の人も思う内容も あるので、ぜひこんなブログや動画を作ってほしいというコメントいただけるとうれしいです！
①馬を出すとき・帰すときの不安・悩みとは？
- 馬房に馬を帰して無口を外した瞬間に、クルッと馬が反転してヒヤッとした。
- 馬を帰して無口を外した後、馬せん棒（扉がわりの棒）を取っている間に馬が逃げそう・・・
- 馬を馬房から出そうとすると、威嚇してきたり噛もうとしてきて怖い思いをした。（馬の頸の下を通るのは怖い）
②不安・悩み解決方法
1.馬房に馬を帰して無口を外した瞬間に、クルッと馬が反転してヒヤッとした。
馬房に帰ってきて、入り口側に馬を向けて から無口をはずすと思います。
その瞬間にクルッと反転されて、 蹴られるかも？みたいな経験をされた方も いらっしゃると思います！
馬が反転する理由もたくさんあると 思いますが、馬は怖がり（逃避本能）です。
また家から出される危険・心配から逃避する ために反転して抵抗しているわけです。 その不安を取り除いてあげればいいわけです！
馬房に帰ってきて、無口を外す前に エサ箱にご褒美を入れてあげることです。
※角砂糖・ニンジン・おやつなど そうすることでエサ箱側に馬が向くので、入口に対して馬が反転して後ろを向くことはなくなります。
また、これを継続していくことで 馬も習慣となるので無口を外したら 反転することはなくなるはずです！
乗馬クラブさんによっては、おやつNGの施設もあるかもしれないので確認してください！
2.馬を帰して無口を外した後、 馬せん棒（扉がわりの棒）を取っている間に馬が逃げそう・・・
扉式の馬房でしたら閉めるだけですが、 馬せん棒方式の馬房はすごくこの気持ちは分かります！
僕も「逃がしてしまったらどうしよう。」 と思っていました。
ですが、ほぼ逃げることはありません。
馬は帰省本能・おいしいご飯がお家に 待っていることを知っているからです！
帰省本能は自分の家に帰ろうとする本能 ですが、放馬してしまったときも馬は自分の馬房に帰っていくことが多いです！
また、人間もお家においしいご飯が 待っていることを知っていれば、会社帰りに 飲みいかずにまっすぐお家へ帰ると思います。
馬もいっしょで、毎日同じ時間にご飯がもらえるのは馬房です。
帰ってきた瞬間はお家を跳びだすことはほぼほぼないので安心してください！！
とはいえ 「馬房にご飯がなかったらどうするんですか！？」 という意見もでてきそうなので、
1.でお話ししたご褒美をエサ桶に入れて あげてください！！
今日は乗せてくれてありがとうの 感謝の気持ちもいっしょにプレゼントできます♪
3.馬を馬房から出そうとすると、威嚇してきたり 噛もうとしてきて怖い思いをした。（馬の頸の下を通るのは怖い）
馬房で耳を伏せたり、威嚇する理由は 怖がりなこと・馬房という自分の領域 （テリトリー）に侵入されたくないと 思うタイミングもあるからです。
私のコト嫌いなのかもって思ってしまいがちですが、 そういうわけではないことがほとんどです！
あなたも自分の家にずかずか入ってくる 見知らぬ人は嫌ですよね！
家族や知り合いならいいですけどね！
乗馬クラブのスタッフは馬からしたら、 家族のような存在なのでスタッフは警戒されにくいわけです！（人によってもありますが）
最適解はスタッフを呼ぶ！！
これにで解決はしますが、 これだけでは腑に落ちない回答だと 思いますし、
では 「スタッフの様な状態に近づく方法ないのか？」 と疑問に思うと思います！
結論はあります！ 馬の何が嫌なのか・不安をあおるのかを 理解して実行すればいいわけです！
・手を上にあげて近づかない
・目を見て、おだやかな心で近づく
不安なこと・嫌なことは徹底排除を することで馬は家族に近い状態に 近づいていくはずです！！
でも、（会員様やお客様は）基本的にはスタッフを 呼んでもらうのが一番オススメです！！
初めてとか知らない馬は特に推奨します！
もう一つ、馬の頸の下を通るのが 怖いという意見もありました。
馬の後ろを通るの絶対NGなので、 洗い場（繋ぎ場）での馬装時は、馬の前をを通れ ますが、狭い馬房内では難しいと思います。
馬房内では馬の体の反対側に 回りたい・回らないといけない場面が どうしてもあるので、 その際には馬の頸の下を通ります。
※馬のまえがきや動きには注意しながら
少し怖いと思うかもしれませんが、 馬の頸の下は意外と安全ポイントで 基本的に馬の顎の下にヒトの肩を入れてしまえば噛まれるリスクは減りますし、
エサを食べている馬の頸を持ち上げるのも 楽に行えます！！
馬の頸を通過する観点で言えば、 まえがきや馬が動かした肢に踏まれ るリスクを注意すれば、
馬房内で馬の 反対側へ回るのは最適解ですので、 ぜひ注意することは意識して行ってみてください！
③安全な対応ができるベネフィット
ここまででは、 馬の馬房での接し方の注意点ばかりとなってしまいましたが、
安全に対応できるようになることで 人の身の危険を守るだけでなく 馬に与えるベネフィットもたくさんあります！
安全な対応で馬に与えるベネフィット
- 怖いと思うシーンが少ないと、おだやかになる
- 人はみな怖いと思う対象ではない
- 良い習慣が良い人生をつくる
まとめ
①馬を出すとき・帰すときの不安・悩みとは？
- 馬房に馬を帰して無口を外した瞬間に、クルッと馬が反転してヒヤッとした。
- 馬を帰して無口を外した後、馬せん棒（扉がわりの棒）を取っている間に馬が逃げそう・・・
- 馬を馬房から出そうとすると、威嚇してきたり噛もうとしてきて怖い思いをした。（馬の頸の下を通るのは怖い）
②不安・悩み解決方法
1.馬房に馬を帰して無口を外した瞬間に、クルッと馬が反転してヒヤッとした。
⇒馬房に帰ってきて、無口を外す前に エサ箱にご褒美を入れてあげること
2.馬を帰して無口を外した後、 馬せん棒（扉がわりの棒）を取っている間に馬が逃げそう・・・
⇒ですが、ほぼ逃げることはありません。馬は帰省本能・おいしいご飯がお家に 待っていることを知っているからです！
3.馬を馬房から出そうとすると、威嚇してきたり 噛もうとしてきて怖い思いをした。（馬の頸の下を通るのは怖い）
・手を上にあげて近づかない
・目を見て、おだやかな心で近づく
⇒最適解はスタッフを呼ぶ！！これにで解決はしますが、 これだけでは腑に落ちない回答だと 思いますので、
上記のことを注意し不安なこと・嫌なことは徹底排除をすることで馬は家族に近い状態に 近づいていくはずです！！
③安全な対応ができるベネフィット
ここまででは、 馬の馬房での接し方の注意点ばかりとなってしまいましたが、
安全に対応できるようになることで 人の身の危険を守るだけでなく 馬に与えるベネフィットもたくさんあります！
安全な対応で馬に与えるベネフィット
- 怖いと思うシーンが少ないと、おだやかになる
- 人はみな怖いと思う対象ではない
- 良い習慣が良い人生をつくる
ぜひ実践でお試しいただいていい関係を築くお役にたてればうれしいです！！
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