乗馬で必要な道具とは 基本馬具一覧 ~機能・参考価格・初心者の方から全ライダー必見~

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今回の記事は『乗馬で必要な道具とは 基本馬具一覧』ということで、乗馬で必要になる道具(馬具)を全てまとめた記事になっています。

 

・乗馬に必要な道具を知る事ができる
・その道具の簡単な使用方法や価格相場がわかる
・実際に購入可能サイトの詳細を閲覧できる(商品画像クリック)
以上の3点が得られますので、乗馬上達オススメ道具一覧を最後まで読んでいただけたらと思います!
乗馬技術上達や、レベルアップに適切な道具は欠かせませんので、一度このコンテンツで学んでいただけたらと思います!

 

 乗馬で必要な道具とは 基本馬具一覧 ~機能・参考価格・初心者の方から全ライダー必見~

※乗馬道具(馬具)については③~⑤となります。

※①~⑤を読めば、必要なほぼ全ての乗馬道具を知ることができます。(厳密にいえばまだまだ多くのものがありますが)




①手入れ道具 ~幸せな馬を増やす魔法の道具集~

馬をきれいにしてあげるグルーミング(手入れ)に使用する手入れ道具の紹介になります。↓の記事をクリック。

 

参考記事

知っておくと便利⭐馬の手入れ道具15選 ~用途や使用方法を解説~

 

 

②初心者必須アイテム(1.~5.)~『乗馬で必要な道具とは①』で紹介~ 

前記事で紹介させていただきました、初心者必須アイテムについてです。

馬に乗る(ブリテッシュ乗馬)にはまずこの5つの道具が必須になります。↓の記事をクリック!

 

参考記事

乗馬で必要な道具とは① ~機能・参考価格・初心者必須アイテムなど~

 

 

③初心者(ちょっと速歩に慣れてきて方)に必要な道具 ~少し慣れたら100%必要になる道具~

※全て写真をクリックすると詳細がみれます。(他の種類も閲覧可)

6.短鞭

短鞭(たんべん)といって、競馬ジョッキーも持っている鞭です。

基本的に乗馬では、馬のお尻やお腹には使わずに、馬の肩に当てます。その時の「パチッ」という音に馬が反応し、 脚(騎手の足の合図)の反応が上がり馬が動きやすくなります。手はふりかぶって使わずに、手首のスナップを使って鞭を肩に当てます(ふりかぶると手綱を引っ張てしまったり、口の中にあるハミが馬の口角から抜けてしまいます。)

価格は一般的には10,000円以内が主流です。

長さは50㎝~75㎝のものがあり、75㎝以上の鞭は障害の競技で使用不可のことが多いです。65㎝~75㎝で選べば問題ないと思います。

先端の部分は写真の様に少し広めのピロピロがついているものが、良い音が出て扱いやすいです。

しなり具合等も固めと柔らかめがあるので、気にする方は店舗で実際に触れた方が良いと思います。(ちなみに私はさほど気にはしませんでした。)

7.拍車

拍車(はくしゃ)は靴の踵部分につけ、つま先を外側に向けながら踵を下から上に持ち上げる様に使うと、拍車が馬のお腹に触って馬が前に動く反応が高まります。

「拍車がかかる」という言葉はこの道具からきています。

最初に購入される方は、長さは2㎝のものかつ、先が丸いものをオススメします。(長いと使いたくないのにあたってしまうこともあります。)角馬場で乗るくらいなったら、3㎝のものも持っておくと使い分けによいです。(馬によって使い分けます。)

拍車は本体とベルトがあって初めて使用できます。写真の『革ベルト付き拍車』の方はベルトと本体にラバーグリップ(黒いゴム)がついていて滑りにくいので、扱いやすいと思います。(フリーサイズが多いですが、こちらは男女でサイズがある様です。)

だいたいの拍車本体はステンレスで出来ていますが、軽量な方が感覚的にも良いという方は、先の写真のようなアルミ製のものがコストは高くなりますが重宝します。(先の写真はベルトは別売りなのでご注意を。)先端種類も取り換えられるため、長く利用できるメリットもあります。

拍車の価格は4,000円~20,000円くらいが相場です。極端に価格が低い物は使った事ないので何とも言えません。

↓の写真のようなリンパクというリングが付いているものもありますが、かなり強いものなのであまり使わないと思いますが参考までにご紹介をしておきます。

 

 

⑤初級者(4級ライセンス取得レベル)に必要な道具 ~より良い感覚をつかむための道具~

8.折り返し手綱



馬のお腹の下方からハミの中を通している手綱が『折り返し手綱』です。

馬が鼻先を上に持ち上げて、背中を沿ってしまうのを防ぎます。

また、適切なコンタクトの感覚を騎手が早く手に入れるためにも使います。

持つ場所が革製と布製のものがありますが、布製の方が扱いやすいかと思います。革製よりも布製の方が、雨天でも滑らずに高い効果を発揮するからです。(写真後が布製)

価格は5,000~15,000円くらいの幅が相場です。

私の経験上ですが安いものだと、金具が弱かったり・長さが短いものがあったりして、使えない事はないですが使いにくいです。(アタッチメントで長さを替えられるものもあります。)

折り返し手綱を使うと、普通の手綱を含めて左右の手に2本ずつ持たなければなりません。

ティーディマンという手綱を左右1本ずつで、折り返し手綱に近い働きをするものもあります。しかし、騎乗時に長さの調節が行えないので、今後を意識するのであればしっかり折り返し手綱が持てた方が良いかと思います。

9.長鞭

長鞭(ちょうべん)は短鞭より長く一般的に100㎝~120㎝のものがあり、馬場競技では120㎝までのものが使用可のことが多いです。

短鞭とはことなり、手に持ったら長鞭の中央あたりが騎手の太ももに添うようにし、鞭の先端が馬のひばら(お腹の後ろの方)に来るように構えます。

使うときは、自分の太ももに鞭の中央辺りが当たるように、手首のスナップをきかせて使います。太ももに鞭の中央あたりが当たったら、しなって先端が馬のひばらにあたり馬が反応します。

長鞭は馬の後肢(後ろ足)に作用し、短鞭は前肢(前足)に作用しますので長鞭の方が強力だと思っていただければ間違いないです。

価格は3,000円~10,000円くらいで、短鞭と同じくらいかやや安価です。

長さは110㎝がノーマルです。

⑥出来れば早く持った方が良い道具 ~ここまでそろえば完璧~

10.馬の肢用プロテクター

馬の肢につけるプロテクターですがハードタイプとソフトタイプがあります。

1枚目と2枚目の写真はハードで、3枚目はソフトです。

基本的にはハードタイプで良いと思います。(障害は必ずハード)

エンデュランス競技をするとか、ハードだと擦れる馬はソフトをオススメします。

また、後肢用は2枚目の写真の様に肢を挟むタイプは気にする馬もいるため、1枚目のタイプの方が馬によっては良いことがあります。(守る面積が減りますが圧迫感が少ない。)

サイズはコブ(小さい)・フル(大きい)があり、サラブレッドならほぼフルで良いと思いますが、小さめの馬は大きいプロテクターは擦れることがあるのでご注意ください。

価格は前後セットで6,000円~50,000円と幅広いです。3万円以上になってくると、競技で特化したものや、機能が使いやすいものなどが多いので最初の内は3万円以内で選ぶと良いと思います。前後セットで6,000円以下は機能がどうなのかは分かりませんが、それ以上のものはだいたいはずれはないと思います。

マジックテープで止めるものと、カチッとはめ込むタイプがあります。カチッとはめる方がホールド力が強いので長持ちしたり、競技で重宝します。

一般的に練習ではマジックテープタイプが多いと思います。

 

参考記事

コスパ最強!激安馬肢用プロテクター4選 ~ネット販売編~

 

 

11.トウラク(水ろく)

水ろく頭絡(トウラク)といって騎乗するときに馬の顔につけるものです。

頭絡は本体と手綱とハミの3点が必要になります。

頭絡のサイズもコブ(小さい)・フル(大きい)があり、フルは外国産の大きい馬に使用することが主のため、サラブレッドに乗ることが多い方はコブで良いと思います。

多少なサイズ違いは革に穴あけてサイズ調節量を替えられます。

ハミは写真のものは2連のもので、中央のバーが2本で構築されています。今は3連もあり、2本の真ん中に小さいバーに入り馬の口の中で角が立ちにくくなる構造になっています。より正確なコンタクトが得やすいのが特徴ですが、2連か3連かは好みで分かれます。(もっとすごいのは5連まで見たことがあります。)

ハミのサイズは長さが125㎜くらいがサラブレッドでは主流ですが、馬のサイズに合わせて変えるのがベストではあります。

手綱はゴム製と布製のほかに布にゴムが編み込まれているものがあります。

ゴムは晴天時にはすさまじいグリップ力を持ちますが、雨の時は滑りやすいので、ゴム編み込みタイプを推奨します。(天候問わず快適に騎乗できます。)

滑らない手綱は拳を軽く持つ事ができ、力が抜きやすくなるため結構大事な道具の一つです。

頭絡は鼻革も太いとおさまりが良いなど特徴がありますので、慣れていてサイズ感が分かる方はネット購入でも良いと思いますが、基本的には店舗で専門の方々に聞いて選んでもらうのがベストです。

12.鞍下(ゼッケン・ゲル・ボア等)

 鞍下(ゼッケン・ゲル・ボア)は馬の背中に鞍をつける際に、下に敷くものです。

競馬の馬も付けているのを見たことあると思います。

まず、1枚目と2枚目の写真がゼッケンで、馬の汗を取る効果があります。(馬は体全体から汗をかきます。)1枚目が馬場鞍用で、2枚目が障害・総合(クロスカントリー)鞍用のものになります。馬場鞍用の方が下に長く伸びており、四角に近い形が特徴です。

鞍に関しては次の13.鞍で説明します。

ゼッケンの上にはゲル(ゴムっぽいやつ)・ボア(キルトっぽいやつ)を敷きますが、3枚目の写真の様なゲルとボア一体のものが主流で乗せやすいメリットがあります。また、馬の背中にも良い形状記憶のパッドが入っておりオススメです。(私も競技や練習で使用していました。)

鞍下関係は、特にサイズは設けていないものがほとんどで、デザインや質感を実際確認したい方は店舗で購入する方が良いですが、ネットで買っても問題ないと思います。(ポイントなどの特典もありますし。)

 

 

13.鞍

鞍には3種類(馬場・障害・総合)あります。

鞍本体・鐙・鐙革・腹帯で構成されています。

それぞれ機能や用途が違いますので、ご紹介します。

・馬場鞍

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主に馬場競技で使用します。

座るところ(鞍ツボ)が深く、前矯と後矯(鞍の前と後ろ)が高くなっていて、座って乗ることに特化しています。

正反動がやりやすく、膝当てやあおり革は下に長く伸びています。

・障害鞍

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障害を飛越するのに特化した鞍です。

とても軽く、鐙に立ちやすい様に膝当てが少し前に出た作りになっています。

後矯も低く写真の様に馬上で立つ姿勢(2ポイントといいます)がとりやすい鞍になっています。

・総合鞍

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鞍の構造的には、馬場鞍と障害鞍の間くらいの作りになっており(厳密には少し違いますが、イメージしやすい様に)馬の背に座ったときに馬を押しやすく、なおかつ飛越時の鐙の上に立つ作業がしやすくなります。

3種の鞍を全て持っていましたが、初心者の方が一番扱いやすいと思うのはこのタイプの鞍だと思います。

鞍に関しては商品の写真が見つけれれなかったので、クリックしてもリンクしません。

すみませんm(__)m

鞍は価格も40万~100万とまぁまぁ高額なので、必ず店舗で見たり・聞いたり・試乗できるものは試乗して、車を買うような感覚で慎重に選んでください。

↓鞍をお持ちの方でお尻が痛い方はこれを引くと解消しますので参考に貼っときます。

『乗馬で必要な道具とは 基本馬具一覧』をご紹介しました。

伝えたいことがありすぎて長くなってしましましたが、言いたいことは道具はとても重要ということです。

ゴルフで飛距離を出したい方はよりいいドライバーを求める様に、乗馬も自分の求めるレベルによって道具をそろえた方が上達速度も上がり、楽しさがいっそう増します。

それに道具を新調することで気分もワクワクした良い波動の状態で騎乗できるので、メンタル的にも良い状態で騎乗できますので、予算の範囲内でできるだけ早くそろえることをオススメします。

では、より良いライフを過ごせるように願っております♪

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最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 




 

 

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