背中に乗れる動物の特徴とは ~草食動物が多い理由~

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背中に乗れる動物を想像すると、どんな動物が思いつきますか?

馬、像、ラクダ、サイ、・・・などたくさんいますが、共通して多いのは草食動物だと思います。

もちろん、肉食動物も乗ることのある種類もいますが、ライオン、チーターなどに乗っているのを見ることはほぼ無いと思います。

ではなぜ草食動物の方が多いのかを今回の記事では解説していき、実際に馬に乗る上で知っておくと良いことを提供していきます。

背中に乗れる動物の特徴とは ~草食動物が多い理由~

①背骨が吊り橋構造に

草食動物の背骨はとても頑丈で固いので、人を乗せた時に安定しています。

頑丈な理由は背骨が吊り橋構造になっており、背中に負荷がかかっても問題なく動くことができます。

逆に、肉食動物は総じて背骨が柔らかく背の動きが複雑なため、あまり乗るのには好まれません。

きっと、昔の人はいろいろな動物に実際に乗ってみて、乗りやすさを追求した結果草食動物の方が乗りやすいことに気が付いていったのだと思います。

今は科学的に、乗りやすさの違いは腰椎と胸椎の構造と固さにいきつきました。

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②背骨は横には曲がらない

背骨が固いというお話をしましたが、基本的に馬も人も背骨(腰椎・胸椎)自体は真横にはほぼほぼ曲がりません。

人も伸びをした状態で、「体を真横に曲げて(倒して)ください。」と言われれば、間違いなく腰から曲げているはずです。

ですから基本的には背骨が真横にきれいに弧を描いて曲がる事はないので、馬に内方姿勢を求めて体を曲げさせるには、大切なのは背骨ではないという事です。

③内方姿勢を取るに重要な関節

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骨格の名称

先ほど内方姿勢をとる上で重要なのは背骨ではないというお話をしました。

内方姿勢を取る上で重要な関節は31仙椎と32腰椎をつなぐ関節(拳型のような関節)です。
この骨盤と背骨をつなぐような関節の柔軟性が内方姿勢に大きく影響します。

体が柔らかく内方姿勢がとりやすいと言われる馬は、この関節の柔軟性が極めて高い馬という事になります。

この関節は魚が泳ぐときの尾びれの複雑な動きを作る関節に似た動きをし、真横に可動するだけでなく、ひねりの動きもできる関節です。

内方姿勢をとるためには欠かせない関節であるのは感覚的にもご理解いただけたかと思います。

④この関節を動かせるのは常歩運動のみ

この映像は骨の動きを読み取るもので、動画は速歩ですが見ての通りほぼ骨盤と背骨をつなぐ関節は動きがありません。

動画にはありませんが、実は駈歩もほぼひねりの動きを出せないのです。

常歩のみこの関節をひねって運動することが可能であり、下の動画の後半で後ろから撮影しているものを見てみると、尻尾や腰をふって歩いているのが分かります。

この腰の動きは関節をひねって歩くことを促して、ストレッチになるわけです。

特にバイタルウォークと言われる、速歩になる1,2歩手前まで活発に動かした常歩を行うとよりいっそうストレッチ効果に繋がります。

長く行う必要ないので、乗ったときに30秒でもその常歩やってあげた方が、内方姿勢のとりやすい状態に馬が進化していきます!

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最後に内方姿勢の重要性や、やり方についての記事を載せておきますので、今回の記事との繋がりを確認いただけたらと思いますの!

 内方姿勢の参考記事

内方姿勢を50文字以内で説明します。 その後ちょっと細かく解説!

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