乗馬を始めて、誰もが一番最初にぶち当たる壁が今回のテーマである「軽速歩のリズム」です。
「本当にリズム良く立てるようになるのかなぁ?」、「座る時にお尻が痛いんだけど、なんとかなるの?」なんて不安になってしまうと思います。
でも、全く心配はいりません。
上級者の方でも、みな必ずこういった経験や悩みをもってスタートしていますが、全員克服しています。
実際に壁にぶつかっているときは全くできる気がしないと思いますが、何事でも最初はそうです。
しかし、今回の記事に出会った方はとてもラッキーです!!
なぜなら、当ブログの筆者わぎの乗馬インストラクター経験をふんだんに駆使した原因と解決策を得る事ができるからです。
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本題に入る前に、『馬uma サポート』がなぜ無料で有益なコンテンツを公開するのかと、大事な考え方を2つ紹介した記事を貼っておきます。
上達の時短につながると思いますのでぜひ一度読んでみてください!
参考記事
参考記事
【重要】乗馬で上手くいく人・上手くいかない人の理由とは ~引き寄せの法則~
参考記事
セルフイメージ(自己評価)が高くないと、他人を高評価できない理由。 ~乗馬上達の心~
乗馬で軽速歩のリズムを合わせるコツとは? ~初心者の方でリズムが合わない方必見~
①軽速歩のリズムが合わない原因は?
ここでは軽速歩のリズムが合わない原因を紹介していきます。
②のパートで具体的な解決方法を解説していきますので、①②を合わせて読んでいただけたらと思います。
1.自分からがんばって立ちすぎてしまう
「立つ・座る・立つ・座る・1・2・1・2」とリズムをつかむために指導者から掛け声がかかると思います。
軽速歩は立つ・座るを繰り返して、馬の揺れや反動を抜いていく乗り方です。
どうしても立つ時に気合を入れてがんばって立ってしまいますが、立ったらすぐに座らないといけないので、がんばって立ちすぎるとリズムが合わなくなってしまいます。
2.下を見る時間が長すぎて、バランスが取れない
下を見るというのは、馬の頭・自分の手元・地面などを見てしまうことです。
この状態では、頭の位置が前にいくため前傾姿勢になりやすくバランスを真っすぐ保つのが困難になります。
バランスがとりにくいという事は鐙に立てないので、リズムは自然と合わなくなります。
猫背にもなりやすいので、ブレーキや馬の動きについていく随伴がとりにくくなります。
3.体を後ろにのけ反りすぎてしまい、しりもちをついてしまう
このパターンでは、どちらかというと頭の位置が後ろにいきやすい状態です。
頭や上半身が重心よりも後ろにあるため、立ててもすぐにしりもちをついてしまいリズムが崩れてしまいます。
4.踵があがってしまい前傾しやすく、バランスも悪くなってしまう
どれも初心者の方に多い事例ですが、特に難しいのが騎乗者が踵を下げることです。
地面に立っていても、普通に立っているのとつま先立ちではどっちが楽かは一目瞭然です。
馬上で踵を下げるために特にやっかいなのは、騎乗者の意識に反して上がってしまうという事です。
指導者に「踵を下げてください。」と言われて、「はい。」と言いながら「ちゃんと下げてるんですけど・・・」って心の中で思う場面が多々あると思います。
でも、安心してください。
しっかり下がっていませんので!
②では①で触れた原因についての解決方法を解説していきます!!
②軽速歩のリズムが合う方法・解決策
1.自分からがんばって立ちすぎてしまう解決方法
解決策としては、鞍の前矯についているサドルホルダーを持って手の力で立つようにして下さい。
一度サドルホルダーを離して立てるようになったとしても、立ちすぎの改善にはこれが一番効果的です。
軽速歩で立つというのは、馬の反動を利用して立ってその反動を抜くので、あまり自分でしっかりと立ち上がる必要がありません。
ですから、サドルホルダーを持って手の力で立つようにしても馬の反動が立つことをサポートをしてくれるので、十分に立つ事ができます。
そこから徐々に手で引っ張る力を弱めて、反動を利用して立つことを覚えていってください。
ポイントは馬にリズムを合わせにいくのではなく、馬に自分をあずけるイメージです。
騎乗者の足の力は、立つために使いすぎないことが重要です。
※軽速歩の上下動のヒントがこの記事に・・・
参考記事
2.下を見る時間が長すぎて、バランスが取れない解決方法
下を見るというのは、上級者でもついやってしまうことです。
解決に重要なことは常に有意識で騎乗する事です。
なんとなく無意識で乗っていては自分の癖は出てしまいます。
⑴無意識・無能(知らないし、できない) 例:自分の知らないことor忘れている事象
⑵有意識・無能(知っているor意識しているけど、できない) 例:出来ていないことに気づいて修正するなど
⑶有意識・有能(知っているor意識していて、できている) 例:注意しているからできている状態など
⑷無意識・有能(意識しなくても自然に出来ている) 例:呼吸する、習慣など(クセもここに分類されますね)
⑴や(4)でも悪い習慣やクセにはならないように、常に⑵と⑶の領域で騎乗する事です。
しかし、⑵と⑶の領域は意識的に変化を取り入れるので、すごくストレスを感じます。※⑴と⑷の領域ではストレスはほぼ感じません。しかし変化もありません。
これを乗り越えるために、冒頭に紹介した『上達・成長に必要な2つのマインド』が背中を押してくれたり、気持ちを楽にしてくれます!
「前の人のヘルメット見て!」、「遠くを見て!」と言われると思いますが、これは具体的な手段ではありますが、有意識を続けるマインドがないと継続できません。
仮にできなかったとしても、⑵と⑶の領域でチャレンジし続ける心に価値があると思います。
3.体を後ろに反りすぎてしまい、しりもちをついてしまう解決方法
特に男性に多い乗り方です。
基本的に脚の位置が前に流れてしまっているので修正が必要になります。
具体的には、鞍の座る位置を今よりも前にすることで脚の位置は後ろに引くことができるので、前に流れる脚の位置を正してバランスよくしりもちのつかない座り方が可能になります。
※脚が前に流れるのを直すための具体的な解決方法など
4.踵があがってしまい前傾しやすく、バランスも悪くなってしまう解決方法
踵を下げようとしていても下がらないのは、意識の問題よりもどちらかというと踵を下げる感覚が分からないのが一番の課題です。
方法はいろいろありますが、「つま先を持ち上げる」というのも結果的に踵をさげることになります。
また、わざとつま先立ちで鐙を履いてみて踵が上がる感覚を体に体感させてから、踵を下げる感覚を再度つかませるというのも一つの手法です!
※踵を下げることに特化した記事はこちら
まとめ
1.自分からがんばって立ちすぎてしまう
⇒鞍の前矯についているサドルホルダーを持って手の力で立つようにする。
2.下を見る時間が長すぎて、バランスが取れない
⇒有意識で騎乗する。
3.体を後ろに反りすぎてしまい、しりもちをついてしまう
⇒鞍の座る位置を今よりも前にすることで脚の位置は後ろに引くことができるので、前に流れる脚の位置を直す。
4.踵があがってしまい前傾しやすく、バランスも悪くなってしまう
⇒「つま先を持ち上げる」というのも結果的に踵をさげることになる。
また、わざとつま先立ちで鐙を履いてみて踵が上がる感覚を体に体感させてから、踵を下げる感覚を再度つかませる。
今回のテーマは、乗馬を始めた方は必ず経験することです。
しかも、自分のできない事に直面すると、先が見えなくて本当に絶望しがちです。
「できると思えばちゃんとできる、できないと思えばちゃんとできない。
これは、ゆるぎない絶対法則である。」
「私はいつも自分のできないことをしている。
そうすればできるようになるからだ。」
これは、生涯で約15万点もの作品を世に出して、ギネスにも残っているスペインの画家ピカソの言葉です。
92歳の生涯なので毎日数点の作品を作っていた計算になります。
天才と呼ばれたピカソも努力の人であったことに、驚いたと共に安心しました。
『センスは量』だと思っているので、センスは後天的に身につくことが証明された気がして、ワクワクしています!
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