乗馬での正しいコンタクトのとり方とは ~常歩・速歩・駈歩に分けて解説~

乗馬での正しいコンタクトのとり方とは ~常歩・速歩・駈歩に分けて解説~

乗馬や馬術において【コンタクト】以上に誤解や混乱、困難を生み出している要素はないと思います。

実際コンタクトのセオリーが何なのかという疑問を、常に持ちながら騎乗されている方もいらしゃるかと思いますので、

そんな方に向けて今回は『コンタクト』についてお話しさせていただきます。

最後までこのブログを読んでいただけたら、こんなことがわかります!!

①コンタクトの意味
②コンタクトの誤解について
③3種歩様でのコンタクトのとり方 ~常歩・速歩・駈歩で解説~
サラブさん
なんか、コンタクトがあると安心するんだよなぁ~♪
一人じゃないっていう心地よい感覚が口から伝わってくる。
わぎ
サラブさんも見かけによらず、けっこう寂しがり屋なんですね!
サラブさんみたいに心が強そうな馬でもそう感じるくらいだから、
他の馬はもっと一人でいることを嫌うかもしれないですね!
このあと、コンタクトが大切な理由をちょっとだけ詳しく解説していきます♪

ところでコンタクトとは?

まずコンタクトの意味を辞書で引くとこんな意味が出てきました!

①接触する行為・接触した状態。
②連絡・交際(コミュニケーション)がある状態、または連絡すること。
③電気的な接点。
④伝染病患者などとの接触。

『③電気的な接点』・『④伝染病患者などとの接触』は関係ないとして、
コンタクトとはシンプルに『触れることによるコミュニケーション』であることが言えます。
当たり前ですが、コンタクトとは「コミュニケーション」であり、「支配」ではありません。
とはいえ、実際に騎乗しているときに忘れてしまいがちな『考え方・マインド』なので、騎乗前にこのブログを読むなどの
思い出すことができるトリガー(引き金・きっかけ)を持っておくと1鞍(1回乗る)ごとの生産性が高まります。
コミュニケーションなので『人⇒馬』・『馬⇒人』への双方向メッセージを手綱から伝えることが大切です。

コンタクトは『手綱を短く持つ』ことではない

意外に思う方や、逆に安心する人もいるかもしれませんが、

『コンタクト=手綱を短く持つこと』ではありません。

腕が抜けそうになる感覚や指にタコやヤケドができる、お尻が前に引っ張られて鞍から落ちそうになるほどの
手綱が短いのは、100歩譲ってもコンタクトとは言えません。

誰もが経験していることですので、「私そうだったわ~!」と思っても安心してください。
しかも、今日気がつけたので改善できるステージに立つことができました!
おめでとうございます♪(直る前提で先に予祝しておきます)

3種歩様でのコンタクトのとり方 ~常歩・速歩・駈歩~

コンタクトを維持しながら上手に馬に乗るためのステップとして、最も重要なコトの1つをここで紹介します!
それは『手綱にかかる重さを軽く一定に保てるように、3種すべての歩様で馬の口についていけること』です。
その歩様ごとのコンタクトのとり方のワンポイントアドバイスをここでお話しさせていただきます。

常歩でのコンタクト

常歩では馬はうなずくように上下に頭を動かし、なおかつ前後にも動きます。
受身的についていけるかが大切なので、前を見て腕が自由に肩から前後に振れる状態にしておきます。
その方法として、指先をピンと伸ばし背伸びをするように真上にまっすぐ腕をあげます。
その後、肩や腕の力をストンと抜いて気を付けをするように腕を体の横に持ってきます。
最後は手綱を持つ肘の形にして、実際に手綱をもって歩き出しましょう。
効果を感じるはずです!

速歩でのコンタクト

速歩ではライダーにの拳に対して、頭は動かず、静止した状態を保ちます。
軽速歩ではライダーの体は動きますが、馬の頭に対してやっぱり拳は動きません。
常歩と同様に腕は肩から自由に振れなければならず、なおかつ拳は静定しなければいけません。
そこで重要なのは、肘の開閉です。詳しくは☟のブログに書いていますので、ご覧ください!

参考記事はコチラ

無料で誰でも出来る!乗馬で拳の安定する練習法公開! ~道具コスト0円で拳が安定~

駈歩でのコンタクト

駈歩でも常歩と同様に馬の頭は前後に動き、ライダーの体もある程度同じように動きます。
難しそうですが、常歩・速歩でやった上の内容ができていれば、駈歩で新たな問題になることはないはずです。
駈歩だけ上手くいかないと思うときは、再度常歩と速歩でやったことを面倒くさがらずに復習することが、最速で駈歩でのコンタクトを良くする最強の方法です。

参考記事 ※駈歩発進にお悩みの方オススメ記事2選

駈歩発進が上手くいくためのコツ・簡単解決方法を公開!!

馬に優しい駈歩発進の方法を解説

まとめ

ところでコンタクトとは?
⇒コンタクトとはシンプルに『触れることによるコミュニケーション』であることが言えます。
コミュニケーションなので『人⇒馬』・『馬⇒人』への双方向メッセージを手綱から伝えることが大切です。

コンタクトは『手綱を短く持つ』ことではない
⇒腕が抜けそうになる感覚や指にタコやヤケドができる、お尻が前に引っ張られて鞍から落ちそうになるほどの
手綱が短いのは、100歩譲ってもコンタクトとは言えません。

3種歩様でのコンタクトのとり方 ~常歩・速歩・駈歩~
⇒受身的についていけるかが大切なので、前を見て腕が自由に肩から前後に振れる状態にすることが重要。

常歩でのコンタクト

指先をピンと伸ばし背伸びをするように真上にまっすぐ腕をあげます。
その後、肩や腕の力をストンと抜いて気を付けをするように腕を体の横に持ってきます。
最後は手綱を持つ肘の形にして、実際に手綱をもって歩き出しましょう。
効果を感じるはずです!

速歩でのコンタクト

常歩と同様に腕は肩から自由に振れなければならず、なおかつ拳は静定しなければいけません。

参考記事はコチラ

無料で誰でも出来る!乗馬で拳の安定する練習法公開! ~道具コスト0円で拳が安定~

駈歩でのコンタクト

難しそうですが、常歩・速歩でやった上の内容ができていれば、駈歩で新たな問題になることはないはずです。
駈歩だけ上手くいかないと思うときは、再度常歩と速歩でやったことを面倒くさがらずに復習することが、最速で駈歩でのコンタクトを良くする最強の方法です。

参考記事 ※駈歩発進にお悩みの方オススメ記事2選

駈歩発進が上手くいくためのコツ・簡単解決方法を公開!!

馬に優しい駈歩発進の方法を解説

今回は『乗馬での正しいコンタクトのとり方とは ~常歩・速歩・駈歩に分けて解説~』というテーマで解説させていただきました!

コンタクトは抽象的で非常に理解しにくい内容ですので、今後違う観点からの解説ブログやYouTubeを配信していきたいともいます。

今回のブログを最後読んでいただき、なんとなく理解できて次回から実践しようと思っても同じモチベーションでレッスンに臨むのはまぁまぁ難しいと僕も思っています。
そこでオススメなのはレッスン前に再度注意したい内容や記事を読み返すという事です。
どんな内容だったか思い出す意味もありますが、それよりも重要視していただきたいのは

『どんな気持ち・モチベーションで騎乗しているか』です。

気持ちや意識をすることでレベルアップする速度は格段に上がります。
筋トレも鍛えたい部位を触って意識することで筋肉のつき方が変わります。
気持ちも良い状態にするためのトリガーを持っておくことで、技術的な面にも真っすぐ向き合えて意識をするので効果は各段にあがります!僕も実践済です( *´艸`)
ぜひ、試していただけるとマジで楽しくなること間違いなしです!

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