乗馬ライセンスとは後編をご紹介させていただきます。
前編では、乗馬ライセンス5級・4級.・3級とは何かを説明させていただきました。ほぼほぼ理解できた方もいれば、何となくまだ理解が難しいという方もいらっしゃると思いますので、『乗馬ライセンスとは前編』を何度も読み返してみてください。
乗馬・馬術用語もあって少し難しいと思いますので、少しずつ理解していただき、馬への興味・関心や理解を深め馬の良き理解者が増えたら良いなと思います🎵
乗馬・馬術用語(馬業界用語)に関してのブログも上げたいと思いますので、読んでいただけると、とても嬉しいです!!
参考記事(5・4・3級はコチラ)
乗馬ライセンスとは 前編 ~5級・4級・3級・2級・1級~ 初心者・未経験者向け
さて今回は、乗馬ライセンス後編という事で、2級と1級についてご紹介させていただきます。
2級と1級では、主に中級~上級者向けのライセンスとなり、乗馬から馬術へ(趣味からスポーツへ)変わる節目のライセンス取得となります。
大きな変化としては、障害飛越競技と馬場馬術競技の2種類のライセンスに分かれます。障害の2級と1級・馬場の2級・1級という様に、同じ2級でも違う種類のライセンスになるという事です。
ですから、全て1級を取るとなると4種類のライセンスを取得しなければなりません。ただ、障害のライセンスが受かると同級の馬場ライセンスは取得扱いになるため、障害だけ受け上手くいけば2回の受験で実はコンプリートできてしまいます。
しっかり馬場も障害も目標持ってやりたいという方は、馬場の2級から練習し受験すると良いです。障害跳ぶのはちょっと・・・という方はもちろん馬場のみの受験でも全く問題ありません。
ちなみに先の写真が障害飛越競技で後が馬場馬術競技です。
障害飛越競技は複数の障害物(バー)を順番に飛越し、障害物のバーを落とさずになおかつ一番タイムの早かった人馬が勝ちとなる競技です。
馬のスピード感とダイナミックなジャンプを好む方は、こちらを選択する傾向にあります。
逆に優雅さや馬の動きのしなやかさ・美しさを追求することを好む方は馬場馬術を選択する傾向にあります。
私がそうでしたが、欲張りで全部やりたい方は総合馬術競技という競技があります。
今回の乗馬ライセンスには総合は関係ありませんが、オリンピックの馬術競技は
この3種類に分類されます。
すみません。話を戻します(^_^;)
馬場馬術競技は20m×60mの四角い馬場内(グランド)で大きく馬を動かしたり、スキップさせたり、横にカニ歩きのような動きをさせたりし決められた演技を行います。審判は2名~3名が個人ごとに点数をつけ、全員の合計点の一番高い人馬が勝ちとなる競技です。フィギュアスケートに近いイメージを持っていただければ分かるかと思います。
ここまでは、馬術競技についての説明をさせていただきました。2級と1級は主に馬に乗るからスポーツライディングに切り替わっていく重要なライセンスです。
この記事での説明では「難易度はかなり高くてインストラクターとかプロライダーでないと取れないのでは?」と感じると思いますが、65歳で乗馬を始めましたという方でも2級ライセンスを取得されています。
運動神経や筋力がモノをいうスポーツではないので、馬の気持ちを理解できる事や緊張させない様に騎乗する能力が重要です。ですから、競技も老若男女混合で行うので、珍しいとても魅力的なスポーツでもあります。競技を見てるだけでも、競馬並みの人馬のドラマはたくさんあります。
次は乗馬ライセンス2級障害・馬場、1級障害・馬場の内容とレベルについて紹介させていただきます。また、3級(馬場)取得をしていても、障害2級を受けるには障害3級を取得しなければならないので同時に説明させていただきます。
◇乗馬ライセンス3級障害、2級障害・馬場、1級障害・馬場の内容とレベル
【障害】
〖3級障害〗3級保持者のみ受験可能 中級クラス 実技+筆記
◆内容◆
実技:障害数6~8個程度で、コンビネーション(連続障害)は含まなくても良い。障害は高さ90cm程度の障害を2個以上設置のコースを完走できる事。
※3反抗失権(障害を3回止まったりなど)
筆記:馬の事・競技の規定など
〖2級障害〗3級障害保持者のみ受験可能 上級クラス 実技+筆記
◆内容◆
実技:障害数8~10個程度で、コンビネーション(連続障害)を含み、障害は高さ110cm程度の障害を1個以上設置のコースを完走できる事。
※3反抗失権(障害を3回止まったりなど)
筆記:馬の事・競技の規定など
〖1級障害〗2級障害保持者のみ受験可能 上級クラス 実技+筆記
◆内容◆
実技:障害数8~10個程度で、ダブル障害(2連続障害間隔1歩)を含み、障害は高さ110cm程度の障害を全障害の70%以上設置のコースを完走できる事。
※3反抗失権(障害を3回止まったりなど)
筆記:馬の事・競技の規定など
【馬場】
〖2級馬場〗3級保持者のみ受験可能 中上級クラス 実技+筆記
◆内容◆
実技:日本馬術連盟制定馬場馬術競技 A2課目にて審査
※3反抗失権
筆記:馬の事・競技の規定など
〖1級馬場〗2級馬場保持者のみ受験可能 上級クラス 実技+筆記
◆内容◆
実技:日本馬術連盟制定馬場馬術競技 A3課目にて審査
※3反抗失権
筆記:馬の事・競技の規定など
乗馬騎乗者ライセンスはこれで全てです。(補足でエンデュランスライセンスは抜いている)
障害も馬場もですが2級ライセンスを取得すると、公認競技への出場が可能になり、インストラクターやプロライダーと同じ競技に出場する権利が得られます。このレベルまで到達できれば、ライダーとして一人前になったと言っても過言では無いと思います。もう一度言いますが、『未経験で65歳から馬に乗り始めて、2級を取得された方もいらっしゃいます。』このことは紛れもない事実です!!
簡単ではないですが、やったらやった分リターンが成果に出るスポーツであり年齢的に遅いとかも全くありません。
ぜひ、馬とはどのような動物なのかというのも知って頂ければと思います🎵
※ライセンス資格試験で結果を出すために大切なことを解説↓
競技・乗馬ライセンス資格試験で成功するための最重要能力とは!?
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
wagi
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