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横運動(側方運動)が馬に与える効果と分かりやすいやり方とは!? ~8つのメリット・種類・騎乗しない練習方法~

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横運動(側方運動)が馬に与える効果と分かりやすいやり方とは!?『横運動(側方運動)』

乗馬をはじめてなんとなく耳にしたことがありますでしょうか?
ななめに馬が動く姿や馬体に角度をつけて運動している姿を見たことがあるかもしれません。
その姿は非常に美しく、とても優雅な動きであり馬場馬術の中でも観客を魅了するステキな運動の一つです。

横運動は実際に競技に出場しない乗り手もできるようになった方が良く、馬のストレッチ効果やリラックス効果を与えることができます。
「それじゃやり方は?」
「どういう練習から始めたらいいの?」
と思うと思いますので、そこで今回のコンテンツでは次のことにフォーカスしてお話しさせていただきます!!

ここがわかる3つのポイント

  1. 横運動(側方運動)の8つの効果とは?
  2. 横運動(側方運動)の種類は何があるの?
  3. 横運動(側方運動)をいきなり馬上でやるのは難易度が・・・騎乗しない良い練習方法はあるの?




①横運動(側方運動)の8つのメリットとは

馬を前や後ろに動かすだけでも難儀ですが、横に動かしてあげるスキルもとても大切です!
まずは、理解を深めていくために横運動のメリットについて8つ紹介させていただきます。

1.前駆・後躯またはそれぞれの左右すべてに対するライダーのコントロールを改善する。

2.馬の運動能力を向上させ、柔軟性も高める。

3.扶助に対する馬の反応を良化する。

4.馬の操作性を高め、乗りやすくする。 ~外乗・エンデュランスでのコントロールなど~

5.馬のセルフ・キャリッジ(馬のバランスや体勢)を良化する。

6.馬の動きに対するライダーの感覚を改善する。

7.ライダーが扶助を効果的に使えるようにする。

8.見た目を良くさせ、見ている人に感動を与える。

横運動を習得できれば、馬やライダー、観客にも大きな効果をプレゼントできます!
このコンテンツを利用して、ぜひ習得に向けて学んでいただけたらと思います。
次の映像では、横運動に入る前に半減却(ハーフホルト)を意図的に使っているシーンが分かりやすかったので、引用させていただいています。


☝ななめ横歩(レッグイールディング)の映像です!

参考記事

半減却(ハーフホルト)のやり方はコチラをクリック👆

②横運動(側方運動)の種類

横運動のメリットが理解いただけたところで、次に横運動の種類について簡単にご紹介していきます。
詳細を解説すると時間がかかってしまうので、ここでは横運動はこんなのがあるのかとさらっと理解いただけたらOKです!!

⑴ななめ横歩【レッグイールディング】
⑵前肢旋回
⑶肩を内へ【ショルダーイン】
⑷腰を内へ【トラバース】
⑸腰を外へ【ランバース】
⑹後肢旋回【ピルーエット】
⑺横歩【ハーフパス】
横運動と一言で言ってもこれだけの種類があります。
まずは、⑴と⑵は馬の身体的効果よりも精神的効果があるもので比較的やりやすいので、ここから練習をされると良いと思います。
⑶~⑺は馬に与える身体的効果が大きいものなので、ゆくゆく行えると馬を乗りやすく健康的な体にすることができます。

参考記事(☟の文字をクリックで参考記事が読めます)

斜め横歩(ななめよこあし)とは!?~小学生にもわかる簡単なやり方・方法~

前肢旋回(ぜんしせんかい)の扶助のやり方・効果とは? ~乗馬・馬術におけるあらゆる扶助の集合体~

肩を内へ(肩内)の見やすい・分かりやすいやり方 ~2蹄跡運動を理解しよう~

③横運動(側方運動)の感覚をつかむ
~騎乗しない練習法【ななめ横歩(レッグイールディング)編】~

横運動の感覚をつかむために意外と効果的なのは、馬に乗らずに自分の足で歩いてイメージを作ることです。
ななめ横歩とは、名前の通り、馬がライダーのどちらかの脚に対して譲りななめ前方向に進む運動です。(効果は②でリンクを貼ったななめ横歩の記事をお読みください。)
馬を横に動かすためには、乗り手の頭の中に要求のイメージがはっきりできていないと難しいです。

騎乗しないななめ横歩の練習方法

  1. 手綱を持つ位置に手を構えます。四角い角馬場を自分で作ります。(イメージでもよいです。)
  2. 表記のA点かC点から中央線に入ります。(まっすぐ前を見てください!)
  3. 目線と体を真っすぐにしたまま、横方向と前方向に同時に進むように45度の角度で歩き蹄跡に戻ります。
    これを行うためには、片方の足をもう一方の足の前で交差させる必要があるはずです。
    馬も同じように動くことがイメージできると思います。
  4. 【重要】体や頭は進行方向へ向いてはいけません。長蹄跡と平行にまっすぐ馬場の正面を見たままにします!

これができたら、馬上で行ってみましょう。
はるかに良い感覚で乗れるはずです!

まとめ

①横運動(側方運動)の8つのメリットとは

1.前駆・後躯またはそれぞれの左右すべてに対するライダーのコントロールを改善する。
2.馬の運動能力を向上させ、柔軟性も高める。
3.扶助に対する馬の反応を良化する。
4.馬の操作性を高め、乗りやすくする。 ~外乗・エンデュランスでのコントロールなど~
5.馬のセルフ・キャリッジ(馬のバランスや体勢)を良化する。
6.馬の動きに対するライダーの感覚を改善する。
7.ライダーが扶助を効果的に使えるようにする。
8.見た目を良くさせ、見ている人に感動を与える。

②横運動(側方運動)の種類

⑴ななめ横歩【レッグイールディング】
⑵前肢旋回
⑶肩を内へ【ショルダーイン】
⑷腰を内へ【トラバース】
⑸腰を外へ【ランバース】
⑹後肢旋回【ピルーエット】
⑺横歩【ハーフパス】

③横運動(側方運動)の感覚をつかむ
~騎乗しない練習法【ななめ横歩(レッグイールディング)編】~

騎乗しないななめ横歩の練習方法

  1. 手綱を持つ位置に手を構えます。四角い角馬場を自分で作ります。(イメージでもよいです。)
  2. 表記のA点かC点から中央線に入ります。(まっすぐ前を見てください!)
  3. 目線と体を真っすぐにしたまま、横方向と前方向に同時に進むように45度の角度で歩き蹄跡に戻ります。
    これを行うためには、片方の足をもう一方の足の前で交差させる必要があるはずです。
    馬も同じように動くことがイメージできると思います。
  4. 【重要】体や頭は進行方向へ向いてはいけません。長蹄跡と平行にまっすぐ馬場の正面を見たままにします!

今回は『横運動(側方運動)が馬に与える効果と分かりやすいやり方とは!? ~8つのメリット・種類・騎乗しない練習方法~』について開設させていただきました!
ぜひチャレンジをしてみてください!!

とはいえチャレンジをしようとすると恥ずかしさ(失敗や周りの目線)が先行して、なかなか実行できなかったり継続できないものです。
小さい子どもはいろいろなことに挑戦して、自ら学びますがこの時はまだ恥ずかしさを知りません。
ですが、少し大きくなって恥ずかしさを覚えると、子どもは途端にチャレンジをやめてしまいます。
しかも、乗り越えることもまだ彼らには難しい時もあります。
ですが、大人はどうでしょうか?
「恥ずかしいけど必死にチャレンジしているおっさん」
「失敗が怖いけど、オーディションに挑むアイドルの卵」
どちらも私はステキだと思いますし、恥ずかしさを乗り越えてチャレンジできるのは大人の特権だと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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