馬を上手に扱える人の特徴の一つで『舌鼓』があります。
騎乗もしてないのに舌鼓だけで馬が動いたり、人の方に馬を呼ぶこともできます。
しかし、なかなかインストラクターのような大きな音で舌鼓をしたりするのは、とても難しいと感じると思います。
私も最初は全くいい音がならず、やり方をネットで調べましたがイマイチしっくり来なくて、習得するまでに非常に苦労しました。
やり方は個人で少しずつ違いがあると思いますが、私なりに世界一簡単ではないかと研究した、成功率の高いやり方なので紹介させていただきます。
①舌鼓とは
『舌鼓』とは、馬を人に注意を向けさせたり、前に出ることを促すための副扶助です。
脚や拳、座骨の主扶助とは違い、副扶助は主扶助の効き目を上げさせるための補助的な扶助なので、使い方や頻度または使う場面に注意して使ってください。
②舌鼓のやり方 ~秘訣は書くこと~
「writing」の意味は「書く事」です。実際に書いて練習をするわけではなく、「writing」の最初の「ウ」の口を作ります。
上顎に舌がくっついていると思いますが、秘訣は「writing」の最初の口からスタートします。それではやり方を解説しますが、その構えからスタートしますのでキープしてください。
舌鼓のやり方
- 上顎に舌をくっつけたまま、左か右の片側の奥歯(得意な方)で舌の横つらを軽く噛みます。(上の歯と下の歯は軽くくっつく様に近づき、見た目は「イ」の口になります。)
- 舌の表面(上側)と上顎の間に空間ができて、小さく空気を溜められます。舌と上顎の間のその空気を、舌を軽く噛んだまま吸います。
- 吸っていくと、空間がなくなっていき舌が吸盤の様に上顎にくっつく感覚になります。
- そのまま空気を吸いながら、上顎から舌を離すと「ぎゃっ」っと音がなります。
これが舌鼓です。最初のなる感覚をつかむまでが少し難しく感じるかもしれませんが、一度つかめば簡単にいつでも音が出る様になります。
高く大きい音を出したいときは吸う力を強め、「イ」の口のまま口角を上げると出せます。
音が鳴ったら、イケてる音になるように吸う力と口角で調整してみてください。
出なかったら、また「writing」の口からやり直して感覚をつかんでみてください。
③舌鼓の効果とは
舌鼓の4つの効果
- 馬のテンションを上げ、脚や追い鞭などの前に出る要求に対して反応が上がります。
- 人間に注意を向けます。
- 障害に対してひるんだ時に、勇気をプレゼントできます。
- クールに舌鼓が出来ると、馬の扱いが上手な人に思われます。
④舌鼓を使うマナーと注意
舌鼓を使うマナーと注意
- 騎乗している他の馬が反応することがあるので、周りに注意して行う。
- 驚き易いまたは耳の良い馬は、効き目が強すぎるので使わない。
- 脚と同様に連続で使いすぎると、馬が慣れてしまい効き目がなくなります。
- 異常にやりすぎると、不自然です。たまにやるのが通です。(適切なタイミング)
最後に
今回は騎乗技術以外にちょっと悩む『舌鼓』について解説させていただきました。
騎乗のスキルではないので、あまりやり方を学ぶ機会はないと思いますができると結構重宝しますので、ぜひマスターしていただくと良いと思います。
乗馬だけでなく、競馬関係の方、装蹄師さん、獣医さんなど馬を扱う方全般に使うテクニックになります。
上手くいかないとか、忘れてしまったときには再度こちらの記事を見返していただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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